■Lycaste[略号：Lyc.] Geyser Gold‘Golden Star'BM/JOGA

 　　(Lyc.Auburn × Lyc.Aquila)RHS品種登録01/01/1986

■リカステ　ゲイザーゴールド‘ゴールデンスター'

初見で！三角形してるっ！て声を上げるほど見事な形のリカステ、ゲイザーゴールド♪

つよい黄みの赤（鉛丹色・えんたんいろ）色が鮮やかな大輪系のリカステ入賞花です。

三角形の花形が大きく発達し、非常に美しい品種です。

花弁は、しっかりとした厚みがありロウ質感があリます。

夏の暑さを苦手とするリカステですが、高知の酷暑をしのげる耐暑性をもつ、たくましい花です♪

また、ほんのりミント系の香りがします。

▼リカステって、どんな？ラン？

故郷は、メキシコ、ニカラグア、グアテマラなどの中米から、南米西側のアンデス山脈周辺です。

主に標高1000ｍ以上の中高地に自生する着生ランです。（低地に自生している種類も多くあります。）

誰もが知っているメジャーなラン科植物に、少し届かないくらいの認知度に迫ってきたと思えるリカステ。

興味のある方は知っていて当然なんですが、まだまだ一般の販売店では見かける機会の少ないランの一つです。

毎年、東京ドームで行われている「世界らん展・日本大賞」でグランプリに当たる日本大賞を受賞したこともあるんですよ！

上品で大きな花は、うっとりするくらい美しく、愛好家にも憧れの蘭科植物となっています♪

リカステは、エビネのような大きな葉を持っていますが、葉元にはしっかりとしたバルブが存在します。

そのバルブからは、想像もできないような大きな三角形の花を複数咲かせる品種もあるので、さらにビックリです！

他に、小さな花をたくさん蜜に咲かせる品種もあるんですよ♪

また、甘い香りやミント系の香りを持った品種もあるんですよ♪

▼リカステ属は育てやすい？

リカステは、中米から南米のアンデス山脈周辺に自生している植物です。

リカステ属も他の属と同じで、幅広い品種と生育環境の中で育ってきました。

低地に自生している種から、標高の高い高山植物のような種まで広く分布しているのです。

リカステは、中米から南米のアンデス山脈周辺に自生している植物です。

リカステ属も他の属と同じで、幅広い品種と生育環境の中で育ってきました。

低地に自生している種から、標高の高い高山植物のような種まで広く分布しているのです。

そこでリカステは、育てやすい種類と手入れを工夫しないと難しい種類とがあります。

元々の自生地が低地だった品種は、育てやすい傾向の品種になります。

が、リカステで人気のある白色大輪でリップが赤っぽい種類は、日本でいうところの高山植物になるので、

それなりの手入れをしないと育てることが難しい種類になります。

その難しいポイントとは、日本国内の夏季の温度が最大の障壁となるのです。

高山植物をイメージするとわかるかと思いますが、平野部と違って基本的な温度帯が違います。

日中はそこそこ暖かくなりますが、夜になるとグッと気温が下がって涼しくなるのです。

我々人間の生活圏を考えると、避暑地と呼ばれるような場所が、ベストな場所といえます。

現在、国内での品種改良も年々進み、平野部でも育てやすい品種も多く作出されていますので、

お気に入りを見つけてみて下さい。

ポイントは、やわらかい遮光された光線と乾かしすぎない水やりになります。

基本的ではありますが、夏場の風通しと、植物を涼しくさせる水やりを心がけて育ててみて下さい。

●【蕾・花付きとは】

掲載現在、蕾や花が咲いている状態の株のお届けとなります。

（お届け時に、開花している場合もございます。）

●【次年度開花予定とは】

掲載現在、花が咲いていない状態です。

次年度に開花予定の開花サイズ株のお届けとなります。ご注意下さい。

こちらの株は、開花実績のある株のお届けとなります。