■Brassavola[略号：B.] Grand Stars 

　　(B.nodosa × B.Little Stars) ＜RHS品種登録13/11/2003＞

■（実生株）ブラッサボラ　グランドスターズ 

ブラッサボラ属の交配種には、面白い雰囲気を持った花がたくさん生まれています。

が！グランドスターズは、原種！？と見間違うほど、雰囲気が似ている品種となっています。

原種ノドサより、若干大きくなっていたり、花弁の雰囲気が違っていたりと、注意深く見てみるのも面白いかもです♪

実生株ですが、花の雰囲気はどの株もほぼ同じような感じで咲いています。

原種ノドサと同じ扱いで大丈夫です。以下はノドサの品種説明から。

ブラッサボラ　ノドサは、中米メキシコからコロンビア、カリブ海から大西洋岸のブラジルまでの低地に自生する野生種です。 

海岸に近い場所に自生していることから、低温下での栽培には向いていないですが、サイズ感や多肉植物のようなバルブが面白い種類です♪

種類によりますが、１０℃を下回ってくると葉とバルブに痛みが出てくる種類もありますので、季節の変わり目は注意しましょう。

バルブと葉も棒状で面白いですが、花もカトレア系らしくない雰囲気を持っています。

花の中心にあるリップ（唇弁）の形がハート型に見えるのも、可愛さ満点です♪

いかにも野生種らしい雰囲気を持っていますので、鉢植え以外の方法で楽しむのも今のトレンドです。

流木・コルク・苔玉などに着生させ育てる楽しみもありますので、世界が広がりますね♪

▼開花時期は？

不定期気味に咲いたりしますが、おおむね冬〜春、春〜初夏、秋の時期に咲く事が多いです。

株の充実度や天候によって、多少の変化が発生します。

順調に生育し新芽の出方によっては、年に２回、花を楽しめる可能性がある種類です。

株の充実度によって、花の付き方（花数）が変化しますので、しっかりと育て上げてみて下さい。

▼ブラッサボラ　ノドサは育てやすい？

基本的には丈夫で育て易く、カトレアが栽培できる環境であれば楽しめる種類の一つです。

ワンポイントとして、水と肥料はしっかり与えたほうが良いですが、長期間の湿りは苦手とします。

十分な光線量と、鉢内がなるだけ早く乾くような対策を心がけて下さい。

光線量が足りていないと花付きが悪くなりますので、十分な光線量を確保してください。

葉の形が、平らではなく棒状の形をしていることから、強い光線にもある程度耐えられるようになっています。

水やりは、乾いたのを確認してからの潅水です。当園ではやや乾燥寄りの水やりローテーションとなっています。

冬期の温度はカトレア大輪タイプのようにやや高め（高温）での越冬が良いようです。当園では１２〜１５℃ですが・・

植え替えは、花後新芽が伸び始めた頃が良いでしょう。

▼実生株(みしょうかぶ)とは？

実生株は、交配によって種から育てることで、１００の種を蒔けば１００の違った花や株姿の物を見ることができます。

両親に似ている花もあれば、祖父母に似ている花も見ることができるので、変化を楽しむ事ができるのです。

種から育てるといってもラン科植物は、時間がかるので気長に待つしかありません。

花が咲くまでには、実に６〜８年もかかるのです。

この花も長い成長をへて、立派に花を咲かせるようになったのです。

●【蕾・花付き】とは

掲載現在、蕾や花が咲いている状態の株のお届けとなります。

（お届け時に、開花している場合もございます。）

●【次年度開花予定】とは

掲載現在、花が咲いていない状態です。

次年度に開花予定の開花サイズ株のお届けとなります。ご注意下さい。

こちらの株は、開花実績のある株のお届けとなります。