■Dendrobium[略号：Den.] Den.polyanthum(=cretaceum)

■（原種・実生株）デンドロビウム　デンドロビウム　ポリアンサム（＝クレタセウム）

オフクリームホワイト・カラーの花が可愛らしい原種ポリアンサム（＝クレタセウム）。

あまり大きくならないタイプかと思っていましたが、育てていくうちにバルブが伸び上がってきました。

掲載日時でのバルブの長さは約２０ｃｍ程度に伸びているものもあります。

鉢植えの状態でナチュラルに栽培していると、新芽はしっかりと立ち上がり気味に成長しますが、やがて重力に負けて弓なりになります。

鉢植えにてバルブを直立させるには、支柱を添えて育ててみて下さい。

原種アフィラム（旧名：ピエラルディー）ほど長くは伸びないので、滝のように枝垂れて咲く感じではないですが、十分なボリュームで開花します♪

実生株ですが、どの株も同じような花を咲かせています。

▼デンドロビウム　ポリアンサムの自生地（故郷）は？

ギリシャ語の「デンドロ（木）」に由来する、樹木に着生するランの一つで、風通しのよい環境を好みます。

ポリアンサムは、広範囲なアジアに自生している原種の一つです。

インド〜ヒマラヤ〜ミャンマー〜タイ〜ラオス〜ベトナム〜中国ヒマラヤの中高地で、木々に着生している姿を見ることができます。

低地から高地まで広く分布しているので、暑さと比較的寒さにも強い種類です。

高知県高知市の温室内で毎年開花しています。

▼開花時期は？

晩春〜初夏6月頃までの間に開花するデンドロビウムです。

文献などには香りがあるよう書かれていたりしますが、ほとんど感じ取れないような気がします。

▼デンドロビウム　ポリアンサムは育てやすい？

基本的には、丈夫な種類の一つです。

春から秋までの成長期は風通しの良い屋外や、大きな樹木に吊すなどの工夫をして、育ててみましょう。

特に新芽が伸び始めた時期からは、たっぷりの水と肥料を与え、しっかりとした株に育てて下さい。

気温が下がってくる秋からは、たっぷりの水やりを徐々に控えて、乾いたら与えるように心がけましょう。

気温が低い時期でも、充分に乾かしてからお水は与えて下さい。この頃には葉が落葉すると思います。

新芽の生長と、冬期の乾燥が充分であれば、４月〜５月頃にはバルブから花芽が見え始めることでしょう♪

極端な寒さは苦手です。１０℃以上になるように置き場所を工夫してみて下さい。

●【蕾・花付き】とは

掲載現在、蕾や花が咲いている状態の株のお届けとなります。

（お届け時に、開花している場合もございます。）

●【次年度開花予定】とは

掲載現在、花が咲いていない状態です。

次年度に開花予定の開花サイズ株のお届けとなります。ご注意下さい。

こちらの株は、開花実績のある株のお届けとなります。