■Dendrobium［略号：Den.］ macrophyllum

■（原種）デンドロビウム　マクロフィラム

ニューギニア島と周辺の地域に自生する、デンドロビウムの原種マクロフィラム。

直立するしっかりとしたバルブの先端に数枚の葉がのび、

バルブの先端、葉の間からさらに花茎がぐんと伸びて、たくさんのつぼみをつけます。

そのつぼみですが、、、とってもユニーク！

くちばしのような形をしているのも面白いですが、表面には赤紫色のドット模様が入り、

さらに、つぼみ全体は短い毛で覆われているんです〜。

（触感はやわらかそうに見えますが、実際はしっかりとした硬さをもっています。）

まるで小さな口を開くようにつぼみがほころび、

開花時期には、次々と新しい花が咲いて、マクロフィラムのもつ独特の世界観に誘ってくれます♫

花は、植物の色とよく似た淡い緑黄色で、

花の中心部分にあたるリップには、赤紫色の細いスジがほどこされています。

どちらかというと地味な花ですが、ジャングルに咲く野性味を感じさせてくれる、味わい深い（シブい！）花です♪

また、爽やかな甘さを感じさせる香りも楽しむことができます。

このマクロフィラムは、花持ちが大変良く、２ヶ月以上も私達を楽しませてくれます。

本当に生花？と疑うほどにしっかりとした状態で咲き続けてくれます。

当園の温室内では３ヶ月以上の開花実績があります。もちろん栽培環境に影響されますから、条件が良かった場合です。

しかし、想像以上の花持ちです♪

▼開花時期は？

主に、春から初夏咲きの品種です。

当園では、４〜６月頃から開花し始め、夏の暑い時期まで花が咲いていたりします。

地味な花ですが、比較的育てやすく花も長く楽しめる原種ですので、この驚異的な持ちを体感してみて下さい。

▼デンドロビウム　ラトーリア系は育てやすい？

デンドロビウム　マクロフィラムは、高温多湿を好む原種とされています。

当園では、１０〜１３℃の温室で、カトレア並みの乾き方で水やりを行っていますがしっかり育っています。

もちろん高温多湿気味に育ててあげると、更に良く育つことは間違いないでしょう。

なるべく乾燥させないような水やりを心がけて下さい。

ニューギニア島周辺が原産といっても、基本的な蘭の手入れを行なえば、比較的簡単に育てられます♪

●【蕾・花付き】とは

掲載現在、蕾や花が咲いている状態の株のお届けとなります。

（お届け時に、開花している場合もございます。）

 ●【次年度開花予定】とは

掲載現在、花が咲いていない状態です。

次年度に開花予定の開花サイズ株のお届けとなります。ご注意下さい。

こちらの株は、開花実績のある株のお届けとなります。