【平地でも良く育つ、水が好きな初心者向けラン】

■Coelogyne[略号：Coel.] lentiginosa

■（原種）セロジネ　レンティギノーサ

こちらは、春咲きのセロジネを代表する品種の一つ、レンティギノーサです。

原産は主にミャンマー、タイ、ベトナム、マレー半島、インドネシアで木々に着生しています。

セロジネは、一般家庭でも比較的育てやすいことで人気のある洋ランで、

"寒さに強く、水が好きなラン"として、私たちも初心者の方によくおすすめしています。

今回ご紹介するレンティギノーサは、イメージするセロジネとは少し趣が異なるかもしれませんが、

ぷっくりと細長くふくらんだバルブ（細長くしたスターフルーツの様な）、そこからのびる細長い葉は、まさしくセロジネ！って感じです。

花茎の長さは一般的なセロジネに比べると短めで、下垂するほどではありません。

花色は黄色と黄緑色が混ざりあったような、とても優しいパステルカラーで、

リップの部分には繊細な模様がほどこされ、とてもきれいなお顔をしています（笑）

セロジネっぽくない、甘さが引き立つ香りもいいですね♪

セロジネワールドは魅力がいっぱい♫

このレンティギノーサも、よく増える品種なので、大株にして楽しんでみませんか？

▼開花時期は？

春〜初夏咲きになります。比較的低温下で育てると花期は暖かい時期へとずれ込みます。

<<　ワンポイント>>

新芽が伸びてきた時と同時に花芽も上がってきます。

この時、花芽が新芽の中から出てくる感じになり、その部分に水やりなどで水が長期間溜まってしまうことがあります。

花芽が長期間水にさらされてしまうと、傷んだり腐ったりすることが、たまにありますので、気をつけておきましょう。

▼水が好きってどのくらい好きなの？

植込材料がいつも湿っている状態を好みますので、鉢内を確認して水を与えましょう。

乾燥させすぎても、すぐに枯れるようなことはありません。

バルブが張っている状態から、植物内の水分を使って生きるのでバルブが徐々にシワが寄ったり痩せてきますので、注意深く観察しましょう。

しっかり水やりを再開すれば、元気よく元通りになります、蘭って凄い！

▼どこに置いて育てたらいいの？

八重桜が咲き終わった頃から、屋外の直射日光が当たらないように５０〜７０％くらい遮光した場所や、庭木など葉からこぼれてくる木漏れ日が植物に当たるような場所で育てるとよいでしょう。

秋の終わりから、夜間の最低温度が平均して１０℃位になったら、室内で育てるようにして下さい。

白い花が咲くセロジネほど、寒さに強くありませんので、注意しましょう。

●【蕾・花付き】とは

掲載現在、蕾や花が咲いている状態の株のお届けとなります。

（お届け時に、開花している場合もございます。）

●【次年度開花予定】とは

掲載現在、花が咲いていない状態です。

次年度に開花予定の開花サイズ株のお届けとなります。ご注意下さい。

こちらの株は、開花実績のある株のお届けとなります。